ヒントとは
サイトのチェックをした際に、Modのマークになった場合指定したページの情報では更新日時を取得できませんでしたが、本文中(コンテンツの部分)に更新日時の記述がある場合、そのヒントをWebPatrolに与えることによってチェックを可能にするものです。
注意
ヒントを設定した場合の、デフォルトでの文書の読み込みは10kとなります(実際はもう少しすくないです)ので、それを超えたところにヒントがある場合は20k,すべて読み込むならALLをスライダーにて設定して下さい。ただし当然ながらその分時間がかかります。
指定したヒントがページの下の部分にある場合にはFooterチェックボックスにチェックをいれてみてください。最後にバッファに残ったものを解析します。
ヒントを作成するには
更新日時の前の部分は、必要最小限(本文中を検索したときに一番最初に見つかる最小値)にしてください。
更新日時は以下の文字(必ず大文字で2文字)に置き換えて下さい。
年:YY
月:MM
日:DD
時:HH
分:NN
秒:SS
12時間表記の場合でAM,PMの部分に:TT
必要ないもの:ZZ(使い方は例2を参照してください。)
例1.ソースを見たらヒントになりそうな以下の文があったとします。
<META NAME=""WWWC" CONTENT="Last Modified : 98/07/23 23:59">
この場合、更新日時の部分の98/07/23 23:59はYY/MM/DD HH:NNと変換してください。
最終的には以下のようになります。
<META NAME=""WWWC" CONTENT="Last Modified : YY/MM/DD HH:NN">
最後が " で終わっていることに注意してください。
必ず更新日時の次の1文字を最後に含めてください。
例2.ZZの使い方
ソースを見たら、ヒントになりそうな以下の文があったとします。
<!--last modified on 1998年 8月 2日 (日) 1:50-->
この場合は、 (日) の前後にスペースがあるため
<!--last modified on YY MM DD HH:NN->
というように設定すると、更新日時が取得できません。
YY,MM,DD,HH,NN,SS,ZZ,TTそれぞれの間には1つの区切り文字のみ有効です。
同じ区切り文字が2つ含まれている場合はZZにより1つになるようにしてください
そこで(日)の部分をZZとしてください。
つまり
<!--last modified on YY MM DD ZZ HH:NN->
となります。
YY,MM,DD,HH,NN,SS,ZZ,TTの後には区切り文字が必ず一つつきます。
つまり3つで1セットとなります。
例3.区切り文字が2つ続く場合
Sunday, August 21th, 12:34 PM EDTという部分があった場合
SundayとAugustの間それと21thと12の間はカンマとスペースの2つの区切り文字が連続しています。
これをヒントにするには
ZZ,ZZ MM DD,ZZ HH:NN TT というように
カンマとスペースをZZで分けてください。
注意
取得した本文中のリターンキーとタブキーは削除していますので
ヒントの設定にあたっては考えなくていいです。
間違ったヒントを与えると危険です、十分注意してください。
ヒントの編集、削除について
編集する項目を選択して、ウィンドウ上部のHintボタンを押すか、HintメニューからEdit...を選択します。
削除するには、ヒントを空にして「OK」ボタンを押してください。
「OK」ボタン:入力したヒントを確定します。
(文法的に間違っている場合はエラーがでますので訂正してください。)
「Cancel」ボタン:入力したヒントをキャンセルします。
「Import hint」ボタン:使用できなくなりました。
「Header」チェックボタン
指定したヒントがMETAタグ等を使って文章の頭の部分にある場合は、チェックを入れてみてください。文章を全部読み込まないで解析をします。
取得できないようならチェックをはずしてください。
「Footer」チェックボタン
指定したヒントがページの下の部分にある場合にチェックをいれてみてください。
この処理は最後にバッファに残っているものを解析するので、タイミングによっては取りこぼしがあります。
注意
CheckSize のHEAD,Allにチェックを入れている場合は、ヒントを無視してサイズチェックを行います。
更新日時をクリアするには
間違ったヒントを与えた場合、予期せぬ更新日時を取得してしまう事があります。
その場合は「Special」メニューより「Last-Modified Clear」を選択して削除してください。